40周年記念公演 前進座「くず~い屑屋でござい」

6月18日(金)町田子ども劇場40周年を記念した、前進座「くず~い屑屋でござい」公演を町田市民ホールにて行いました。

全国の地域に根ざした子ども劇場や親子劇場が生まれる流れの中、町田子ども劇場は1978年に市民ホールが開館したことに合わせて発足しました。そんな記念となるこの日を、みんなで楽しく迎えたいね…賑やかに観たいね…と実行委員会では何度も話し合い重ねて準備してきました。

ロビーには40年間に行った例会を展示し、人気投票を行ったり、元会員の方も交流コーナーを作りました。「これ観たね」「これ面白かったわ」「あのときは…」等、劇を観るだけでなく繋がりの場としておしゃべりに花が咲いていたようです。

40年間で観てきた作品がずらり
どれに投票しようかな?

中学生から大学生の子どもたちも、搬入搬出、飾りつけ、チケット受付など手伝ってくれました。若い力とセンス、頼もしいです。

搬入出口でみんなでお手伝い。舞台の裏側をのぞける貴重な体験!
飾りつけの準備。

自主活動の紹介パネルも作りました。思い出がいっぱいよみがえります。

 

開演直前の打ち合わせ。さあいよいよです!ドキドキワクワク。

 

前半に江戸の暮らしについて、そして後半に本編を上演。3歳のお子さんからお年を召した方まで幅広い年齢の方が観に来てくださいました。子どもたちが笑い、大人も笑い、そして、ただ笑うだけではなく観ている方の心に様々な感情が湧いてくるお芝居でした。観ながら、5月に行った事前学習で、制作担当の方がおっしゃっていた「だれも傷つかない笑い」というお話を思い出しました。

 

終演後、ホールから楽しそうに話しながら出てくる方々の表情を見ながら、町田子ども劇場 がずっと大切にしてきた生の舞台を観る体験のよさを実感しました。そして、これからも大切にしていいたいと思いました。
前進座のみなさま、素敵な舞台を本当にありがとうございました。