8月2日(日)ひなた村カリヨンホールにて、CAN青芸による「二コリのたね」を開催しました。この作品は4月例会として予定していましたが、残念ながら延期となっていました。幼児から小学4年生の子どもたちに今年の短い夏休みを楽しんでほしいと再計画した例会です。定員数の3分の1以下の人数で空間確保、消毒、換気等できる限りの対策と、来場の会員のみなさんに協力をしてもらいながら行いました。
「二コリのたね」は、伝説の花が咲くという二コリの種を探す旅に出るお話です。シンプルな舞台セットを所狭しと動きまわる三人に、子どもたちの笑いがおこります。その笑顔を見ていると大人も笑顔になります。
どんな種なのか、どんなところを冒険しているのかは観ている人の想像しだい。子どもたちにはどんな花が咲いて見えていたのでしょう。ひとりひとりの心の中に咲いた二コリの花、いつまでも大切にしてほしいと思いました。CAN青芸のみなさま、楽しい公演をしていただき本当にありがとうございました。
いくつか届いた感想をご紹介します。どんなニコリの花が咲いたかな?
・ニコリのたねおもしろかったです。いろいろ見えなくすると自分のそうぞうでお話がすすめられたので楽しかったです。あと、音楽(効果音)がならないで、人の口で言ってるのがおもしろかったです。(11才)
・小道具がない劇は新鮮でした。全てを想像できて楽しめました。ニコリの種の特徴を聞き、私はくるみのような形で、オイルをぬりたくったようにテッカテカだと想像してしまいました。花は、ユリに近いもので、赤色と青色が混ざっていて、キラキラ光っていました。(11才)