4月29日(金・祝)相模原南市民ホールにて、落語協会『子ども寄席』を開催しました。対象は、小学二年生以上です。
演目は…出囃子など落語についての解説から始まり、
柳家緑太さん、
紙切りの林家正楽さん、
古今亭菊太楼さんと続きました。
多くの子どもたちにとって初めての落語です。「笑点」の大喜利をイメージしていた子もいたかもしれません。最初に落語のいろはをわかりやすく説明してくださったので、そのあとのお話に無理なく入っていけたようです。
その後お話が始まると、あちこちから笑い声が聞こえてきます。それを聞いて、「今、笑っていいのかな」と躊躇している人からも安心した笑い声があがっていました。しんみりしたり笑ったり…これを機会に他の作品も聞いてみたくなりました。
間の紙切りは、正楽さんがその場でリクエストに応じ切っている間、観客みんなどんなものが出来上がるのかじ~っと見守っています。その緊張を解すユーモアたっぷりのお話も魅力的。出来上がった見事な作品に「うわ~」「すごい!」と歓声が上がりました。
落語と紙切りのたったひとりで創りあげる芸を間近で見聞きし、楽しい時間を過ごすことができました。心から感謝いたいます。どうもありがとうございました。
★終演後に寄せられた感想を一部ご紹介します★
•とても面白かったです。笑いすぎてひょうじょうきんがいたくなりました。とくに紙切りがすごかったです。2分~4分の間であんなこまかい所まで切れるなんて絶対にできません。本当にすばらしかったです。(13歳)
•紙切りで、あの短い時間であれだけの作品ができたのでとても驚きました。落語もとても面白くて、笑いすぎて顔が痛くなりました。(13歳)
•とっても楽しかったです。ホロッと泣けたりして、落語ってすごいなあっと思いました。紙切りもすごかったです!(大人)