2月例会:パーカッション&マリンバ コンサート

 

パーカッション1
上演前の様子。楽器がいっぱい!

2015年2月21日(土)、和光大学ポプリホール鶴川にて、町田子ども劇場2月例会が行われました。

開演前から舞台の上に所狭しと楽器が並び、ステージへの期待が高まります。

今大人気のカホンを始め、ジャンベやフレームドラムなど、解説を交えながら大久保さんに演奏して頂き、子ども達も始めからステージに入り込み、リズムを取りながら食い入るように見つめていました。

大久保さんのおしゃべりもまたおもしろくて、子ども達もすっかり乗り乗りで掛け合いも絶妙でした。(「知ってる~」合戦は爆笑でしたね)。これ楽器!?というような普通のフライパンですら大久保さんにかかると見事なパーカッションになってしまうことにもびっくり。

あらゆるものを楽器に変えてしまう!大久保さんでしたが、特に印象に残ったのは「おりん」です。おりんは、もともと仏具の「鈴(りん)」のことで、ステージで用いたおりんは一つずつ音階を調整して楽器にしています。一音ならすと、その余韻が4分間(!)残るそうです。響きのあるとっても素敵な音でした。

また、中川さんの演奏するマリンバの音色の美しさ、演奏する姿に魅せられました!

現在のマリンバの形が出来上がったのは1900年頃と実は楽器としての歴史は浅く、マリンバの曲もまだあまり無いそうで、ご自身でマリンバ用にアレンジ編曲をして演奏されるそうです。聞き慣れた曲も全く印象が変わり見事でした。中川さんが初めてマリンバに触れたのは小学校4年生だったそうですよ。

実は、あのお二人ご夫婦なんです。確かに息のぴったり合った演奏でしたが、対照的な見た目といい、意外ですよね~(失礼!笑)。でも改めて、ステージ上でのやりとりを思い返してみると納得!という方もいらっしゃるのでは!?

【当日のプログラムはこちら】                                                  1.パーカッション・ソロ                                                                     2.フィドル・ファドル /ルロイ・アンダーソン作曲                                                                                                             3.フレームドラム系ソロ                                                                   4.タンブラン・パラフレーズ /安倍圭子作曲                                                   5.Srpska Igra /ネボイシャ・ジブコビッチ作曲                                                                     6.カホン ソロ                                                                      7.エリーゼ~エリーゼのためにより~ ベートーヴェン作曲/中川佳子編曲                                                                8.おもちゃの兵隊の行進 /レオン・イエッセル作曲/中川佳子編曲                                                               9.山をわたる風の詩/安倍圭子作曲                                                                    10.おりん                                                                           11.童謡メドレー /中川佳子編曲

差し入れのお食事風景♪