6月24日(土)、大谷里山農園にて「里山で11ぴきのねこと遊ぼう!」を開催しました。
雑木林や田んぼに囲まれ、自然豊かな大谷里山農園。7月例会「11ぴきのねこ」の事前あそびと、こぐま社元編集長・関谷裕子さんの講演会を企画しました。
当日、なんと100名が里山に遊びに来てくれました。
里山あそびは会員の中でも楽しみにしている子が多いイベントのひとつ!
山で秘密基地づくり・木にぶら下げた手作りブランコ・田んぼに入ってどろ遊び・ザリガニ釣り などなど。
親もの~んびり芝生に座って子どもを見守りながら話に花が咲きました♪
本気でザリガニ捕りに夢中なパパもいいましたよ。
やっぱり里山はたのしい!
11ぴきのねこを感じさせるミトン作りワークショップでは、個性あふれるねこがたくさんできあがりました♪
午後は、11ぴきのねこの作者、馬場のぼるさんを長く担当されていた、元こぐま社編集長の関谷裕子さんの講演会。
絵本との出会いやこぐま社に入社するまでの体験、馬場のぼるさんとのエピソード、絵本作りにかける思い、絵本が育てる大切なものとは、など、貴重なお話をたくさん伺うことができました。
子どもたちは自然の中でたっぷり遊び、大人は自然と子どもたちのキラキラした姿に癒され、子ども時代を彩る絵本のあたたかさに感じ入る…そんな素敵な1日を過ごすことができました。
大谷里山農園さん、関谷裕子さん、ありがとうございました。
関谷裕子さん講演会「馬場のぼるさんと11ぴきのねこ」の感想を紹介します!
今日は絵本づくりの裏話をいろいろきかせていただき、ありがとうございました。子どもが小さい時に絵本を読んであげた記憶が思い出され、とてもなつかしく思いました。作者の思いが沢山つまった絵本を、また周りの子どもたちに読んであげたくなりました。
自分の中に全然なかった視点からのお話が伺えてとても楽しかったです。「出会うべき年齢で出会うべき絵本に」というところ、大変納得がいきました。小5の息子が未だに11ぴきのねこシリーズを好きなのも合点がいきました。気持ちの良い文章で私も読み聞かせるのが楽しくて長く大切にしたいと思います。こぐまちゃんにも、子育てをずいぶん助けられました。
周りへの信頼感があって絵本が楽しくなる、ということにおどろきました。全てのことがそうかもしれないと思いました。つい、あせって背伸びさせたくなる自分を振り返りたくなりました。
成長とともに時間に追われゆっくり絵本を読むことが減っています。今晩はひざに乗せゆっくり読みたいと思いました。
絵本は小さい子だけのものではなく、大人も読んでいくと良いなと改めて思いました。帰ったらまた絵本を開いてみよう!!