春の子どもまつり

4月14日(日)は、暑いほどの晴天。桜の花びらが風に舞い散る中、子どもまつりを開催しました。

今回は、私たちが遊んでいる様子を地域の親子にも見てもらいたい!そして一緒に遊びたい!という思いから、初めて芹が谷公園をお借りしました。

小さな子から大きな子から大人まで、さまざまな年令の人たちがごちゃまぜになり、本気で遊びました。司会は中高生のお兄さんお姉さん。

たまたま公園に遊びに来ていた親子が、ボールおくりやじゃんけんゲームに飛び入りで参加してくれたりもしました。みんなで思い切り遊んで、笑顔いっぱいの1日になりました。

コロナ禍で控えていた「鯉の滝登り」も復活!新入園・新入学の子どもたちが、大人たちの作った滝を、本物の鯉さながらに元気よく跳ねていきました。

しっぽとり。大人も子どもも全力!

 

2月の例会ふたつめは「浪曲」でした!

2月23日(金祝)。2月の例会ふたつめは、真山隼人さんと沢村さくらさんによる「浪曲」。場所は町田市民フォーラムのホールです。中学1年生~大人で、浪曲をたっぷり堪能しました。

浪曲は、明治初期に始まった、三味線を用いて物語を節(うた)と啖呵(台詞)で演じる語り芸。 浪曲界のホープ真山隼人さんと、曲師沢村さくらさんの掛け合いの妙が見どころのひとつです。

今回は、アマテラス岩戸隠れの「八雨の命」、落語から「鯛」、重厚感あふれる「勧進帳」の3席。まずは軽妙な笑いいっぱいの2席の後、弁慶の勧進帳読み上げと山伏問答が大迫力の3席目でした。

即興性に溢れ、おふたりの人柄が伝わる舞台。浪曲は初めてという会員さんが多かったのですが、真山隼人さんの唸り、話芸顔芸、沢村さくらさんの三味線と合いの手によりぐいぐいと世界に引き込まれ…あっという間の2時間でした。子どもたちから、「楽しかった、また浪曲聞きたい!」という嬉しい声も。浪曲ファンが増えてくれて幸せです!自分だけではなかなかふれることのない分野の芸術に挑戦できるのは、子ども劇場の醍醐味のひとつですね。

真山隼人さん、沢村さくらさん、お忙しい中本当にありがとうございました。

楽屋に小アーニャと大アーニャを…。(写真は小アーニャ。)

2月例会「おこんじょうるり」開催しました!

2月4日(日)町田市民ホールの第4会議室にて、劇団むうによる『おこんじょうるり』を開催しました。対象は小学6年生まで。たくさんで賑やかに鑑賞しました♪

会場では、事前にみんなで工作した新聞ちぎり絵やきつねのお面が雰囲気を盛り上げてくれました。

楽しく笑いいっぱいの場面、悲しく切ない場面…様々な感情で心を揺さぶられるお芝居でした。

楽しい場面では、ばばさまやおこんに話しかけて一緒に楽しむ子どもたち。一方、悲しい場面では、シーンと固唾をのんで静かにお話を見守っていました。子どもたちは体いっぱいで、たくさんのものを受け取ってくれたと思います。劇団むうさん、素敵なお芝居をありがとうございました!


子どもたちがステキな感想を描いてくれました♡ほんの一部ですが、ご紹介します。

バザー&冬のあそび会を開催!

1月28日(日)、農村伝道神学校のグランドと研修棟をお借りして、バザーとあそび会を開催しました!

グランドに食べ物のお店、研修棟内に雑貨やお惣菜、手作りお菓子のお店が並び、みんなでワイワイ掘り出し物探し。グランドでは子どもたちが自然と異年齢で関わり、のびのび自由に遊んでいました。

旗を木に結んで…さあはじまるよ~!
グランドに食べ物の店が並びます
会員のお母さんたちがカレーのお店を出してくれました
高学年の子どもたちのお店は、白玉ぜんざいと、焼き鳥。

12月例会「ウクライナの歌姫 ナターシャ・グジー コンサート」

12月15日(金)は、ウクライナの歌姫ナターシャグジーさんのコンサートでした。場所は和光大学ポプリホール鶴川、小学4年生以上が対象です。

ウクライナの民族楽器バンドゥーラの可憐な音色と、ナターシャさんの透明な歌声が響く会場は、シンと静まり返った湖のようでした。

ナターシャ・グジーさんは、ウクライナに生まれ、6才のときにチェルノブイリ原発からわずか3.5キロで被爆。その後、避難生活で各地を転々としキエフ市に移住、8才の時から音楽学校で専門課程に学び、2000年からは日本語学校で学びながら、日本での音楽活動を開始されました。

ウクライナの歌、日本の歌を織り交ぜたプログラムの合間に、時折冗談を交えながらも、静かにゆっくりお話をするナターシャさん。
チェルノブイリ原発事故で被曝したこと、「3日間だけ」と言われ荷物を持たず避難したこと、二度と故郷に戻れなかったこと…様々なお話をきかせてくれました。
「”かわいそう”と思うのではなく、ウクライナのことを知って好きになってほしい。それが、長期にわたる本当の支援につながります」という言葉が印象的でした。

バンドゥーラの音と歌声、言葉少なな静かなお話の中に、平和を願い、家族と故郷を思う心があふれていました。
ナターシャグジーさん、素晴らしいコンサートをありがとうございました。

会場では、ウクライナの民族衣装が展示販売されました。衣装は、被災されたウクライナの方々の持ち物だったそう。売上の全額がご本人にわたるという、ナターシャさんが行っている支援活動のひとつです。
美しい手刺繍!ウクライナの文化を知る貴重な機会になりました。
民族衣装には、なんと1枚1枚に、持ち主の丁寧なお手紙がついていました!購入した方に向け、ナターシャさんが手紙を訳してくださいました。
ナターシャさんにお渡しした花束はウクライナ色。

感想を一部ご紹介します!

・音がきれいで歌声もすごくきれいでよかった。ウクライナが少ししれてよかった。(9才)

・目の前でいい歌を聞けてよかった。ウクライナへの愛情がすごくつたわってよかった。ウクライナにきょうみをもててすごくよいたいけんになった。(11才)

・今日はすごかったです。初めて見た楽器だったけどすごくきれいな音だったし、歌声もすごくきれいでした。思いをこめていることがすごく動きや歌いかたなどから伝わってきました。(11才)

・ナターシャさんのすてきな考えはきっと私とこの場にいたみんなに伝わったと思うし、ふるさとをなつかしむ、大切にする姿がとってもすばらしかったです。この日は決して忘れません。(中学生)

・楽器の音の美しさ、声の美しさ、想いもすべてに感動しました。ナターシャさんが歌うと歌詞の意味が大きく深く響き、命や、あたり前の日常がとっても尊いものなんだと感じて、涙がとまりませんでした。ナターシャさんのふるさとに対する想いが、日本人の自分とも重なることがふしぎで、またそれに揺さぶられる想いでした。(大人)