[高学年部]お餅を作って食べました!

年末押し迫る12月28日(金)小学4年生から高校3年生の子どもたちで集まり、お餅を作って食べました。餅つき機を使い、まずは前日から水につけておいたもち米を機械に入れて蒸します。最近はもち米からお餅になるところを見る機会は少なくなりました。子どもたちは蒸しあがるにつれて漂ってくる匂いに吸い鼻をくんくん、興味津々です。

働くもちつき機さん

出来上がるのを待っている間には、年明け1月13日に行う進年会の出し物の相談とその練習を行いました。

二人羽織に挑戦!

それが落ち着くと、4年生の子どもたちは近くの公園へ…寒いなか元気です。

そうこうしているうちに蒸しあがったつぶつぶのもち米は、ぐるんぐるんと捏ねられて少しずつお餅に変わっていきます。何人も餅つき機のまわりに頭をつきあわせて、じっとその様子を見つめています。捏ねられて丸くなっていくお餅を「かわいい~」と言いながら写真を撮っている子もいます。

そして、待ちに待ったお餅が出来上がりました! すぐに一口大にちぎり、黄な粉、砂糖醤油、海苔、大根おろしと鰹節、お汁粉に。「出来立ては美味しいね~♪」と声をあげながら次から次へと口に入れていきます。味付けをするのが間に合わないくらい、あっという間になくなっていきました。

来年も高学年の子どもたちと過ごす時間を大切にしていきたいと思います。次回は進年会で会いましょう。

12月例会「きみはいくさに征ったけれど」

12月14日(金)和光大学ポプリホールにて、小学4年生以上を対象とした、青年劇場による12月例会「きみはいくさに征ったけれど」を行いました。

「きみはいくさに征ったけれど」は、今年3月に観せていただき、この作品をぜひ高学年の子どもたちに観てほしいと強い思いが湧きました。日程や場所などの兼ね合いもあり、無理を承知で劇団側へお願いしたところ、快くうけてくださり実現した例会です。

 

この日を迎えるまでには、11月18日(日)に事前交流会も行いました。大人向けと中高生以上の子どもたち向けに二回。お迎えしたのは、作品を書かれた大西弘記さんと、主人公・宮斗役の林田悠佑さんのおふたりです。おふたりの子ども時代から現在に至るまでの話からスタートし、作品が生まれたいきさつや宮斗を演じていて思うことなど伺い、例会を楽しみにしていました。

11月18日の事前交流会で語ってくださった林田さん(左)と大西さん(右)

 

当日の開場前には、青年劇場の恒例エールの交換・対面式です。劇団の方々と今日の担当する係が顔を合わせ言葉を交わします。劇団の方々の緊張感と気迫が伝わり、こちらもドキドキ。一緒に舞台を作っていきたい気持ちが盛り上がっていきます。

舞台が始まればあっという間に二時間が過ぎていました。高校生の宮斗の生きづらさを感じている気持ちが痛いほど伝わってきますが、浩三さんの真理をつく言葉が生きていることは苦しさだけではないことも伝えてくれています。浩三さんはじめ、お祖母ちゃんや知り合った家族の伊勢の方言の響きもあたたかい。小学生の子どもたちもどんどん物語の世界に惹きこまれていき、本当によく観てくれていました。

後日…「観てよかった」という声とともに、いじめ、親子関係、学校、生きること等々多岐に渡る感想が出ました。自分の体験とともに話してくれた方もいました。感想を話す場があることで、一人では味わえない広がりが生まれます。観た人の心の中にそれぞれの何かを残してくれたお芝居でした。

青年劇場のみなさま、本当にありがとうございました。

 

12月例会「さく婆ちゃんと腰折れ雀」を観ました

12月2日(日)町田市民ホールにて、幼児から小学3年生のこどもたちで、劇団鳥獣戯画演ずる「さく婆ちゃんと腰折れ雀」を観ました。

温かさと懐かしさを感じる舞台セット♪

さいたまの民話をもとにした歌あり踊りありクイズありの人形劇。テンポよくすすみ子どもたちはどんどん惹きこまれていきます。子どもも大人もさく婆ちゃんと源太とのかけあいに大笑いしながら、この民話の大事なところが伝わってきます。

勧善懲悪の物語は、子ども時代に必要なものだと思います。例会で人形劇を観たり、時にはお家で絵本を読んでもらい何度も触れることで、子どもたちのベースを作ってくれるのかもしれません。

民話の面白さと深さを思う存分味わいました。

 

そして、石丸さんはじめ劇団鳥獣戯画のみなさんは、観ているときはもちろん、準備から片付けまで明るくてとてもいい雰囲気。一緒にやらせていただいたこちらまでとても元気になれました。どうもありがとうございました!

みんな気づいたかな?スピーカーが田吾作スタイル!隅から隅まで遊び心に溢れていました☆
販売コーナーでは、さく婆ちゃん昔遊びセットが人気でした