C地域例会 八王子車人形

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2014年11月2日、成瀬台幼稚園にて八王子車人形の公演を行いました。

車人形とは、ろくろ車という、前に二個、後に一個車輪がついた箱車に腰掛け、一人の人形遣いが一体の人形を操る一人遣いの人形芝居です。人形の足が直接舞台を踏むので、力強い動きやテンポが魅力です(これは他の操り人形には無い車人形の特長!)。

天下泰平、五穀豊穣を祈願する舞「三番叟」、 東海道中膝栗毛卵塔場の段、日高川入相花王渡し場の段(安珍清姫)、洋舞(フラメンコ)と、間に、車人形の操作体験ワークショップもはさみ(小3の男の子が舞台に上がり頑張りました♪)、西川さんの巧みな話術と華麗な舞にあっという間に時間が過ぎました。東海道中膝栗毛は、卵塔場(=墓場)で気絶した弥次さんが、目が覚めたら死に装束を着せられていて自分が死んでしまったと思いこんでしまう話で、ユーモラスな動きと顔の変化に会場中に笑いが(爆)。逆に、安珍清姫では、清姫が叶わぬ恋に怒り、最後、怨念の権化である蛇になってしまうのですが、その変化した顔の怖ろしかったこと!!子どもたちがおびえてお母さんにしがみついて固まっていました。でも大人でも衝撃でした(笑)

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スタンプラリーのハンコ♪

写真は、終了後西川古柳さんと記念撮影した子どもたちです♪古柳さんがもっているのは最後に舞ってくれたフラメンコの車人形。西川さんは海外公演の際必ずその国の伝統芸能を取り入れた出し物をいれるそうです。日本伝統芸能とスペインの伝統芸能が鮮やかににマッチしてました。車人形のおいしいトコどりをしたような盛りだくさんの例会でした。