9月例会を行いました

9月24日(月・祝)ひなた村のカリヨンホールにて、9月例会を行いました。

午前中は幼児から小学3年生を対象とした
「チカパンのいっしょにパントTIME!」

壁や窓、エレベーターやエスカレーター等々…何もないのにチカパンのまわりにはいろんなものが見えてきます。不思議ですね。
0歳のお膝抱きの赤ちゃんもじっと見つめてます。
時折客席の子どもたちやお父さんが舞台で一緒にパントTIME。
子ども大人も全員を巻き込んでのパントは会場が一体となって大いに盛り上がりました。
終演後会場から出ていく子どもたちはみないい表情をしてました。

 

午後は小学4年生以上を対象とした
「リトルピーシーズ ちいさな身体のうそばなし」

午前とは会場の客席作りも変えて、照明も落とし気味に。チカパンの醸し出す雰囲気も午前中とはちょっと違います。
チカパンの繊細な表情と動きに、観ている子どもも大人もどんどん惹きこまれていきました。
プッと吹き出してしまったり、ニヤリとしたり、ちょっと背筋が寒くなったり、なんだろう?と疑問に思ったり、いろんな感情が沸き起こります。

この日はちょうど十五夜でしたので、最後に演じてくださったお月さまが出てくるお話は印象的でした。
今日舞台を観た人たちは、これから空に真ん丸のお月様が出ているのを見たとき、チカパンのことを思い出したり、この日印象に残ったお話しや、一緒に観た人と「楽しかったね」と顔を見合わせたことを思い浮かべるかもしれません。例会を観ている時間はもちろんですが、終わってからも続く幸せな記憶となったと思います。

パントマイムは、目に見えないものを見るということ。
サン=テクジュべリ『星の王子さま』の一節「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」を思い出しました。

チカパンからとても大事なものをいただいた一日でした。素敵な時間を本当にありがとうございました。

会場前の様子。会場づくりにも、チカパンとスタッフの方々のこだわりが詰まっていました。
例会当番の会員さんが生けてくれた楽屋のお花。十五夜をイメージしたそうです。素敵!
今回も町田子ども劇場名物の手作りごはんがずらり。チカパンもスタッフの方々もとても喜んでくれました。例会当番のみなさん、ありがとうございました!