2月の例会ふたつめは「浪曲」でした!

2月23日(金祝)。2月の例会ふたつめは、真山隼人さんと沢村さくらさんによる「浪曲」。場所は町田市民フォーラムのホールです。中学1年生~大人で、浪曲をたっぷり堪能しました。

浪曲は、明治初期に始まった、三味線を用いて物語を節(うた)と啖呵(台詞)で演じる語り芸。 浪曲界のホープ真山隼人さんと、曲師沢村さくらさんの掛け合いの妙が見どころのひとつです。

今回は、アマテラス岩戸隠れの「八雨の命」、落語から「鯛」、重厚感あふれる「勧進帳」の3席。まずは軽妙な笑いいっぱいの2席の後、弁慶の勧進帳読み上げと山伏問答が大迫力の3席目でした。

即興性に溢れ、おふたりの人柄が伝わる舞台。浪曲は初めてという会員さんが多かったのですが、真山隼人さんの唸り、話芸顔芸、沢村さくらさんの三味線と合いの手によりぐいぐいと世界に引き込まれ…あっという間の2時間でした。子どもたちから、「楽しかった、また浪曲聞きたい!」という嬉しい声も。浪曲ファンが増えてくれて幸せです!自分だけではなかなかふれることのない分野の芸術に挑戦できるのは、子ども劇場の醍醐味のひとつですね。

真山隼人さん、沢村さくらさん、お忙しい中本当にありがとうございました。

楽屋に小アーニャと大アーニャを…。(写真は小アーニャ。)