6月例会「日本舞踊」を楽しみました

6月例会は、尾上菊右佐さん、尾上菊佑さんの「日本舞踊」でした。

6月5日(日)は幼児プレゼント例会として、木曽山崎コミュニティセンターにて行いました。

尾上菊右佐さんが物語をわかりやすく説明してくださった後、17日の例会で踊る一部(藤娘など)を踊ってくださいました。

そのあと、実際に子どもたちはひとりひとりお扇子を持たせていただきました。桜が散る様や海の波を表現。最後は正座をしてお扇子を自分の前に置き、きちんとご挨拶をして終了しました。

ふだん間近で着物を見ることや、正座してお辞儀をすることが少なくなりました。踊りだけではなく、昔から伝わることを子どもたちに知ってもらえるきっかけになれば幸いです。

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6月17日(金)は全年齢対象の例会で、和光大学ポプリホール鶴川で行いました。

【プログラム】

・寿式三番叟 尾上菊右佐

・筝曲演奏 筝・大竹美栄子

・さくらさくら 尾上菊右佐 尾上菊佑 筝・大竹美栄子

・日本舞踊の心 実演と解説 尾上菊右佐

・藤娘 尾上菊佑

・八千代獅子 尾上菊右佐 筝・大竹美栄子

 

男踊りの「寿式三番叟」から始まりました。動き回る大きな動きに、初めて日本舞踊をみる方から驚いたとの声がありました。

親子共演の「さくらさくら」はおふたりで。菊佑さんは初々しく、菊右佐さんは優雅に、同じ踊りでも違いを感じる面白さがありました。そのどちらも魅力的でした。

休憩をはさんだ後は、菊右佐さんから「藤娘」の解説。

そのあと、菊佑さんに踊っていただきました。踊りやしぐさの意味をちょっと知っているだけで、随分と見方が変わります。指の先まで心を配る動きに魅了され、着物や照明とも調和してとても美しかったです。

最後は「八千代獅子」、扇子を獅子に見立てる華やかな踊りでした。

そして、合間に筝の演奏も入り、日本の伝統文化を肌で感じることができた時間でした。

実は菊右佐さんと菊佑さんは親子で、町田子ども劇場の会員でもあります。

最後に菊佑さんの「(自分が)日本舞踊を伝えていきたい」というお話が印象に残りました。

素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月17日(金)例会