10月例会 人形劇団クラルテによるふたつの例会 その2

10月18日(日)は、幼児から小学3年生を対象とした『おひさま劇場』を鶴川市民センターホールにて開催しました。今回のお話は『きつねのおふろ』と『かってなくま』のふたつです。会員のみなさんに協力していただきながら、できる限りの感染対策をしながら行いました。

森の風景から、お話が始まります…わくわくどきどきの瞬間。

昨日の高学年向けの作品とは雰囲気ががらりと変わります。改めて人形劇の奥深さに驚きました。小さい子どもたちのために作られた『おひさま劇場』。昨日よりも人形との距離が近く、観ている小さな子どもたちはあっという間に物語の世界へ惹きこまれていきました。

「きつねのおふろ」には珍客が次から次へとやってきて…マイペースな動物たちに思わず笑ってしまいます。
みんなから「かってなくま」と言われてしまったくま。でも本当に「かってなくま」なのかな…?

作品を観ている子どもたちは、笑ったりわくわくしていたり悲しそうだったり、表情はくるくると変わります。上演している40分位の間に、お話に出てくる登場人物たちの気持ちを体験しているのでしょう。

上演後のふれあいのひと時。人形を間近で見せてくれました!

2日間にわたってみんなで堪能した、クラルテさんの世界。
「自己の在り方」「他者との関わり」。表現は違えど、「せつなきおもひぞしる」「きつねのおふろ・かってなくま」の根本のテーマは同じだと感じました。

それが ”生きる” ことのテーマなのかもしれませんね。
小さい子も、大きい子も、大切なことを人形劇を通して感じることができたのではないでしょうか。

クラルテさん、素晴らしい2日間を、本当にありがとうございました!!