10月例会 人形劇団クラルテによるふたつの例会 その1

10月17日(土)は、小学4年生以上を対象とした『せつなきおもひぞしる』を成瀬コミュニティセンターホールにて開催しました。この作品は人形劇団クラルテが、鹿児島の中高生とともに製作しました。昨年の夏、高学年活動で鹿児島県知覧を訪れた際、子ども劇場の方々と交流することができたこともありこの日を楽しみにしていました。

いじめを題材としているためか、上演中会場にはいつになくぴんとした空気が張り詰めているようでした。様々な感情や記憶が思い起こされ心が揺れ動いているように思えました。そんな中、作品中で室生犀星の詩『切なき思ひぞ知る』が何度も朗読されます。主人公りおにとって心のよりどころ。それは困難を乗り越えていく一助となってくれるのかもしれません。

いじめが題材にはなっていますが、根幹のテーマは「自己の在り方」「他者との関わり」。一人一人に生きる意味を問いかけます。

終演後、いつもよりも様々な感想が寄せられました。サークル会などで感想を聞いたり話したり仲間と共有することで、また新たな発見があり深く考えさせられました。

クラルテのみなさま、この作品にであうことができ本当によかったです。どうもありがとうございました。

 

クラルテさんから素敵なプレゼントを頂きました!子ども用の足踏み消毒器です。なんとクラルテさん手作り。子ども達も喜んで手指消毒してくれます♪ありがとうございました!!

 

さあ、翌日は小3までの例会「おひさま劇場」です。2日連続クラルテさんの作品という贅沢な土日です♪