1月例会『ハートフルジャズ2022』を開催しました。

1月23日(日)和光大学ポプリホール鶴川にて、坂田稔カルテット『ハートフルジャズ2022』を開催しました。対象は全年齢です。会員のみなさんに協力していただき、検温と消毒、換気や密にならないよう感染対策を行いながら行いました。

テナーサックス尾崎一宏さん
ピアノ板垣光弘さん
ベース柳原達夫さん
ドラム坂田稔さん

 

第1部「小さな子も一緒に楽しめるジャズコンサート」ではなじみのある曲や様々なスタイルの曲を演奏していただき、第2部「モダンジャズの世界を堪能しよう」では少し大人っぽくモダンジャズの世界をたっぷり楽しみました。

普段よく聞いたことのある曲がアレンジでずいぶんと違う印象になるのですね。曲間にお互いにアイコンタクトで間合いをはかりながらソロパーツを盛り上げる様子も楽しみながら、ライブの素晴らし長を堪能しました。

子どもたちは身体を揺らしたり手を叩いたりじっと聞き入ったり、いろんな聞き方で楽しんでいました。大人も生で聞くジャズの世界を心から楽しみました。

素敵な時間を本当にありがとうございました。

 

★終演後こんな感想が寄せられました★

「いろんなきょくがあってすごくかっこいいきょくだった」(8歳)

「ジャズを本格的に聞いたのはほとんど初めてだったので、どんなものかと思っていましたが、とてもカッコよくて圧倒されました。」(13歳)

「生の音はやはり素晴らしかったです。こんな時世だけど、世界は素晴らしいと思えました。」(大人)

「ジャズをちゃんと聞いたのは初めてでした。時間があっという間に過ぎたように感じました。4人の方それぞれ技術が素晴らしく感銘を受けました。子どもがドラムを夢中に見ていたのも嬉しかったです」(大人)

1月例会事前「ドラムワークショップ」を行いました。

1月9日(日)町田教育会館にて、ジャズドラマーの坂田稔さんをお招きして「ドラムワークショップ」を行いました。会員に協力してもらいながら、検温・消毒や念入りな換気など感染対策も気を付けながらの開催です。

ドラムを取り囲むように席を配置しました

ワークショップでは、大小様々な大きさのドラムやシンバルを一から組み立てるところから見せてくださいました。組み立てながら、ひとつひとつのパーツはどんな音なのか、どうやって音を出すのか、そしてアメリカで生まれたジャズの歴史など話が広がります。初めて耳にすることも多かったでしょう。

ついにドラムセットが出来上がり…演奏してくださいました。無機質だったドラムに命が吹き込まれたように様々な音を奏で始めました。見ている子どもも大人も、左右の手足の動きを自分でもまねしたり、手元をじっと見入っていました。坂田さんを囲むように座っていたので、それぞれ見える角度が違うところも面白かったです。例会当日がますます楽しみになりました。

かっこいいドラムプレイ!!

坂田さん、どうもありがとうございました。例会の日を楽しみにしています。

11月例会 東京芸術座『12人の怒れる男たち』を開催しました

11月26日(金)和光大学ポプリホール鶴川にて、11月例会 東京芸術座『12人の怒れる男たち』を開催しました。対象年齢は小学4年生以上です。緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き換気や消毒、検温などと、会員みなさんにご協力いただきながら感染対策を行いました。

この作品を前回上演していただいたのは2010年。過去に観た人も初めて観る人もこの日をとても楽しみにしていました。12人の陪審員による白熱した議論は、観ている私たちもその場に参加しているよう。番号で呼ばれる陪審員ですが、ひとりひとりの生い立ちや今まで生きてきた背景が見え隠れします。それによって拘りを捨てられなかったり、だからこそその人だけが気づくこともありました。

終演後すぐに書いてくれた中学生の感想に、「第3号が意見を変えることはとても勇気がいることだったと思う」とありました。自分と違う意見を持つ人に耳を傾け、話し合うことは簡単なものではなく時間と労力がかかるものでした。そして、自分の拘りをきちんと見つめて、そこから今までと違う考えを受け入れる変化は、観ている人の心を揺さぶりました。議論を終え部屋を出ていくときの全員の表情は、何物にも代えがたいものだと感じました。

東京芸術座の皆様、お芝居の醍醐味を存分に味わうことができました。心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

11月例会 劇団あとむ『素劇 あとむの童話の森にて』を開催しました

11月14日(日)町田市成瀬駅前市民センターのホールにて、劇団あとむ『素劇 あとむの童話の森にて』を開催しました。対象年齢は、幼児から小学三年生までです。緊急事態宣言は解除されていますが、感染対策は、今まで同様に念入りな換気や消毒、検温など会員の方々に協力していただきながら行いました。

ロシア民話『三匹のくま』をはじめとした3つのお話を、歌と踊りを交えながら上演していただきました。♪あとむの「あ」はあそびの「あ」、あとむの「と」は…♪の歌が始まると、子どもたちはこれから何が始まるのかなと舞台に集中。5人の織り成すハーモニーがとても心地よく、あとむの世界に引き込まれていきます。

ある小学2年生の女の子は、主人公の女の子がくまと出くわすシーンで、少し後ろにいるお母さんのところへサッと駆け寄りました。後で聞いたところ、ドキドキしていてもたってもいられなくなってしまったそうです。すっかり主人公の女の子になっていたのでしょうね。お芝居を観ることは、その数だけ体験が増えることなのかもしれません。

お話はもちろんのこと、シンプルであたたかみのある舞台セットもとても素敵でした。木でできている大きな積み木のようなものが、場面によってテーブルに、ベッドに、くるくると変わっていきます。観ている人の想像によっていろんなくまのおうちが広がっているのでしょう。

劇団あとむのみなさま、心温まるお芝居を上演していただき本当にありがとうございました。

10月例会 民族歌舞団荒馬座『祈りの祭り』を開催しました。

10月23日(土)相模原南市民センター ホールにて、民族歌舞団荒馬座『祈りの祭り』を上演していただきました。この例会は、今年4月に予定していましたが、緊急事態宣言の発令により会場が使用できなくなってしまったため、やむ負えず延期していた作品です。

今回、荒馬座さんのスケジュールと会場の都合をあわせることができ、半年を経て開催に漕ぎつけることができました。感染対策は宣言中と変わらず、念入りな換気や消毒、検温など会員の方々に協力していただきながら行いました。

はじまりは北海道の民謡ソーラン節からです。太鼓の打ち手は当日に練習をして臨んだ四人の会員です。ゆったりとした太鼓と踊りの動きは、ニシン漁の網をひく姿を表現しているそうで、小学校の運動会で踊ったことがある子どもも多いせいか客席からは思わず手拍子が…。

 

その後、アイヌの踊り、沖縄の踊り、和太鼓が続きます。ひとつひとつの踊りの中には物語がつまっているようです。

 

各地域に伝わる祈りの踊りは、五穀豊穣や大漁、疫病退散など、人々の願いが込められています。日本にはその土地によって様々な踊りがあることに驚きましたが、それぞれどこか通じるところがあるように思えるのも不思議でした。

延期した4月には、三回に分けての少人数制ワークショップを急遽行っていただきました。大変な時期でありながらも快く引き受けてくださり、参加した子どもも大人もたくさんの元気をいただきました。そして今回上演していただけたことに心から感謝いたします。本当にありがとうございました!