11月例会 劇団あとむ『素劇 あとむの童話の森にて』を開催しました

11月14日(日)町田市成瀬駅前市民センターのホールにて、劇団あとむ『素劇 あとむの童話の森にて』を開催しました。対象年齢は、幼児から小学三年生までです。緊急事態宣言は解除されていますが、感染対策は、今まで同様に念入りな換気や消毒、検温など会員の方々に協力していただきながら行いました。

ロシア民話『三匹のくま』をはじめとした3つのお話を、歌と踊りを交えながら上演していただきました。♪あとむの「あ」はあそびの「あ」、あとむの「と」は…♪の歌が始まると、子どもたちはこれから何が始まるのかなと舞台に集中。5人の織り成すハーモニーがとても心地よく、あとむの世界に引き込まれていきます。

ある小学2年生の女の子は、主人公の女の子がくまと出くわすシーンで、少し後ろにいるお母さんのところへサッと駆け寄りました。後で聞いたところ、ドキドキしていてもたってもいられなくなってしまったそうです。すっかり主人公の女の子になっていたのでしょうね。お芝居を観ることは、その数だけ体験が増えることなのかもしれません。

お話はもちろんのこと、シンプルであたたかみのある舞台セットもとても素敵でした。木でできている大きな積み木のようなものが、場面によってテーブルに、ベッドに、くるくると変わっていきます。観ている人の想像によっていろんなくまのおうちが広がっているのでしょう。

劇団あとむのみなさま、心温まるお芝居を上演していただき本当にありがとうございました。