2月例会「ベートーヴェン物語」

2月26日(日)、2月例会「ベートーヴェン物語」が和光大学ポプリホール鶴川にて行われました。

1月29日には、幼児向けの事前ワークショップとして、ヴァイオリンとチェロにふれる体験をした子ども達。
内容は少し高度でしたが、興味深そうに鑑賞している小さな子がたくさんいました。

プログラムは語りと演奏によって構成されており、語りによってベートーヴェンの人生を辿りながら、演奏を味わいます。
美しい音楽がベートーヴェンの人生とともに深く心に入ってくるという、素晴らしい体験ができました。

会員の感想をご紹介します。

【子どもたちより】
・ぜんぶのがっきの音がすごかった。
・チェロソナタがとてもよかったと思います。かっこよかったです。むずかしいボーイングもとてもよかったと思います。
・すご~くおもしろかった!語りもあったし、音楽も寝ちゃうくらいよかった!

【大人たちより】
・幼かったベートーヴェンから苦悩するベートーヴェンまで、素直に美しく聴くことができました。久々に本物の「エリーゼのために」を聴き、チェ・ソンエさんの第九を聴けるなんて、とても嬉しい限りでした。

・とても素晴らしい企画でした。ベートーヴェンは知っているつもりで、ちっとも知らなかったことに気づきました。本当に楽しかった。ありがとうございました。とも子さんの語りもすばらしく、引き込まれました。来てよかったです。

・第九を聴いて泣いたのは生まれて初めてでした。

・音楽と朗読の構成が、本当によかったです。地元でしていただけたこと感謝です。

・息子が終始もぞもぞ落ち着きなかったので、今回は一般のお客さんもいるとのことで結構ヒヤヒヤしながら聞いてましたが、最後の第九だけは食いついて身を乗り出して集中して観ていました。ベートーベンってすごい。クラシックは好きですが、なかなか子連れではハードルが高いので、今回のような例会は歓迎です。

・先日はベートーベンの会、とてもよかったです。子供には長かったかもしれませんが、語りが入りながら、想いを曲に込めた感じが、何にもわからない私にも少し入ってきた感じがありました。

・ベートーベンの生涯についてよく知らなかったので 全て興味深く拝聴致しました。ナレーターの方の豊かな表現力に惹き付けられました。人の苦しみ・絶望の思いの中にある叫びを感じ、その叫びの奥にある希望や愛を全て感じることができる感性の持ち主だったことや、音にそれを表現して自身の使命を全うしたベートーベンの偉大さに改めて感動しました。この世の苦しみも善も愛も希望もすべては究極ひとつの球体であると思い出させてくれるような感動を覚えました。素晴らしい時間をありがとうございました。子連れで参加させて頂けたことに感謝しています。

 

「ベートーヴェン物語」事前ワークショップ

1月29日(日)、2月例会『ベートーヴェン物語』の事前ワークショップ「がっきにふれてみよう」が開催されました。
小さい子が楽器に親しめる機会を、ということで
チェロの三宅進さん、ヴァイオリンの梅原真希子さん、ピアノの崔善愛さん(今回は司会として)が来てくださいました。

まずはヴァイオリンとチェロによるベートーヴェンのメヌエットの演奏でスタート。
生の楽器の響きを体いっぱいで受け止める子ども達。

楽器のつくりや材質などを子供たちにわかりやすく解説して下さったあと、楽器の体験に移りました。
今回は子供たちのために、いくつも分数楽器が用意されていました。

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チェロに分数楽器があることを初めて知った人も多数。
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きつねの指で弓を持って、そっと弦をこすって・・・。音が出て瞳が輝く子ども達。

会場の親子が両方の楽器を体験することができました。
楽器を鳴らしたときの子供たちの誇らしげな顔が印象的でした。

最後はヴァイオリンとチェロでモンティの「チャールダッシュ」を演奏してくださいました。
生の楽器の音が体の中に響く感覚を味わえて、大人も子どもも感激の1日でした。

例会『ベートーヴェン物語』への期待が膨らんだのではないでしょうか。
2月26日(日)を楽しみに待ちましょう!

特別例会 文化座『千羽鶴』終了しました♪

7月15日(金)文化座による特別例会『千羽鶴』を和光大学ポプリホール鶴川にて、無事終了しました。

つながった折り鶴
つながった折り鶴

この日を迎えるために、昨年11月から実行委員会をたちあげて準備を進めてきました。そして、待ちに待った例会を満席で観ることができました。

朝から20人強の役者さんやスタッフの方が準備をはじめ、子ども劇場の実行委員も搬入や楽屋作り。大きめの折り紙で折った鶴や、一枚の紙から繋げて折る鶴などで飾り付けました。

公演前には、高学年の子どもたちが、入場チケットの確認やプログラムの配布を担当してくれました。頼もしいです(終演後も劇団の方と一緒に搬出を手伝ってくれました)。

物語は、現代のカナダに住む「平和とは何か、自分に何ができるのか」と悩むバディ君と、広島に投下された原爆に2歳のとき被爆し、12歳で白血病を患ったのち亡くなったサダコさんが並行してすすみます。

平和って何だろう、そのためにはどうしていけばいいのだろう、親子の関係や友だちとの関係にも注目しながら、深く考えさせられました。

今この時期に、この作品『千羽鶴』に出合えたこと、親子で一緒に劇を観ることができる喜びを感じたひと時でした。

文化座のみなさま、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

6月例会「日本舞踊」を楽しみました

6月例会は、尾上菊右佐さん、尾上菊佑さんの「日本舞踊」でした。

6月5日(日)は幼児プレゼント例会として、木曽山崎コミュニティセンターにて行いました。

尾上菊右佐さんが物語をわかりやすく説明してくださった後、17日の例会で踊る一部(藤娘など)を踊ってくださいました。

そのあと、実際に子どもたちはひとりひとりお扇子を持たせていただきました。桜が散る様や海の波を表現。最後は正座をしてお扇子を自分の前に置き、きちんとご挨拶をして終了しました。

ふだん間近で着物を見ることや、正座してお辞儀をすることが少なくなりました。踊りだけではなく、昔から伝わることを子どもたちに知ってもらえるきっかけになれば幸いです。

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6月17日(金)は全年齢対象の例会で、和光大学ポプリホール鶴川で行いました。

【プログラム】

・寿式三番叟 尾上菊右佐

・筝曲演奏 筝・大竹美栄子

・さくらさくら 尾上菊右佐 尾上菊佑 筝・大竹美栄子

・日本舞踊の心 実演と解説 尾上菊右佐

・藤娘 尾上菊佑

・八千代獅子 尾上菊右佐 筝・大竹美栄子

 

男踊りの「寿式三番叟」から始まりました。動き回る大きな動きに、初めて日本舞踊をみる方から驚いたとの声がありました。

親子共演の「さくらさくら」はおふたりで。菊佑さんは初々しく、菊右佐さんは優雅に、同じ踊りでも違いを感じる面白さがありました。そのどちらも魅力的でした。

休憩をはさんだ後は、菊右佐さんから「藤娘」の解説。

そのあと、菊佑さんに踊っていただきました。踊りやしぐさの意味をちょっと知っているだけで、随分と見方が変わります。指の先まで心を配る動きに魅了され、着物や照明とも調和してとても美しかったです。

最後は「八千代獅子」、扇子を獅子に見立てる華やかな踊りでした。

そして、合間に筝の演奏も入り、日本の伝統文化を肌で感じることができた時間でした。

実は菊右佐さんと菊佑さんは親子で、町田子ども劇場の会員でもあります。

最後に菊佑さんの「(自分が)日本舞踊を伝えていきたい」というお話が印象に残りました。

素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月17日(金)例会

4月例会『おーいペンギンさーん』

4月24日、町田市民ホールにて幼児~小3向け例会『おーいペンギンさーん』(人形劇団クラルテ)が上演されました。

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会場の入り口にはお風呂屋さんののれん。
子ども達が、今か今かと開場を待っていました。
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・・・・

初めてお風呂屋さんに一人で行った太郎君と、ペンギンのペン太郎。
しかしペン太郎は、間違えて太郎くんの服を着て帰ってしまいます。
太郎くんは「一人で風呂屋に行って間違わずに自分の服を着て帰ってくる」というお父ちゃんとの約束を全うするために
一心不乱に南極までペン太郎を追いかけます。

・・・・

予想外の展開に大人も子供も大笑い。
そして笑いの中にあるあったかさにほろり。
本当に素敵な人形劇でした。

 

鑑賞後はみんなで記念撮影!
人形や小道具を持たせてもらい、子どもはもちろん、大人も笑顔に。

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その後、劇団のみなさんとお昼を食べながら交流をしました。
会員はそれぞれの感想を伝え、劇団のみなさんからは、この人形劇に込めた思いなどを聞かせていただきました。

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太郎くんとペン太郎の世界を堪能した1日でした。
みんな、楽しかったね!

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